ICS(インターネット接続の共有)を試してみた
参考にしたのは、下記のサイトです。
ICS (インターネット接続の共有) を使用して共有インターネット接続をセットアップする
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/set-internet-connection-sharing#1TC=windows-7
◆構成
PC1 :ソフトバンク203HWでインターネット接続
PC2 :PC1経由でインターネット接続
PC3 :PC1経由でインターネット接続
・3台ともWindows8パソコン
・PC1,PC2,PC3をスイッチハブに接続する
・IPアドレスはDHCPによる自動割り振りとするが、3台の中にDHCPサーバは無い
◆設定方法
PC1
・コントロールパネル > ネットワークとインターネット > ネットワーク接続 >203HWのアダプタ > プロパティ > 共有 を選択
・「ネットワークのほかのユーザーに、このコンピューターのインターネット接続をとおしての接続を許可する」の
チェックをオンにする
PC2,PC3
・何も操作しない
◆結果
・これだけでPC2,PC3はインターネット接続が出来き、Web/メールが利用できるようになった
・ICSを有効にすることで、下記の通りIPアドレスが割り振られた
PC1 192.168.137.1
PC2 192.168.137.253
PC3 192.168.137.68
と、いうことはICSはDHCPの機能があることになる
もし、PC1を社内のネットワークに接続すると、IPアドレスの割り振りはどうなるか、不安になったのでテストしてみた。
PC1,PC2,PC3ともに社内ネットワークに接続してみたところ、PC1,PC2,PC3のIPアドレスは、社内用のDHCPサーバがを割り振ってくれたが、なんと、ICS用のIPアドレスが割り振られたPCがでてきた。
うーん、なんとも悩ましい(*_*;
◆結論
・USBタイプのデータ通信機器でもインターネット接続の共有が可能
・インターネット接続共有のホストPCを社内ネットワークに持ち込むと、ICS用のIPアドレスが割り振られてしまい、混乱のもとになる
ICSは積極的には使用しないほうがよさそうだ。