IBM x3250 M3 でWake on Lan(WOL)での立ち上げが遅い
たまにサーバー(IBM x3250 M3)をWake on Lanで立ち上げるのだが、通常の立ち上げ時間より遅いので気になっていた。
2年の位ほっておいたのだが、そろそろ解決しようと思い調べることにした。
ブート時のメッセージを確認すると、見慣れないメッセージが出力されていた。
■メッセージ UEFI PXE PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0X5)/Pci(0x0,0x0)/MAC(00215E6B1229,0X0)) ........PXE-E18:Server response timeout. UEFI PXE PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0X7)/Pci(0x0,0x0)/MAC(00215E6B1229,0X0)) ........PXE-E18:Server response timeout. UEFI : UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)とは、当初IntelがBIOS (Basic Input/Output System)を「EFI」に置き換える目的で考案したファームウェアの仕様で、 現在は「UEFI」に名を変え、UEFIフォーラムによって仕様策定が進められている。 BIOSからUEFIに移行することで、設計の自由度が増し、大幅に機能を強化できるようになる。 (転載元) http://www.dosv.jp/feature/1103/17.htm なるほど、BIOSの代わりのようだ... PXE :PXE(Preboot eXecution Environment)は、Intelが開発したネットワークブートの規格である。 PXEによるネットワークブートを行うには、PXE対応NICとPXEサーバが必要だ。 (転載元)http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/710pxeserver.html ネットワークブートしようとしていて、PXEサーバーが見つからないで、タイムアウトになっていたようだ ということは、ネットワークブートしないようにすれば良いのだなっと。
で、BIOSではなくUEFI画面をしらべていると、WOL用のブートシーケンスが設定できる画面を見つけた。
「Secondary (WOL) Boot Sequence」
確認すると、一番に「PXE Network」がきていた。
こいつを一番下に移動させ、「Commit Changes」!
解決!!