IBM FastBack V6.1 Try and Buy (評価版)はNICに注意

IBM FastBack V6.1 (評価版)を試してみた。

◆構成

 FastServer  IBM x3250
 クライアント IODATA HDL-Z4WS4.0A (Windows Storage Server 2008)

◆状況

インストールしたみたが、クラインとがFastServerに接続できない。
原因を調べるため、あれこれ調べているうちに、何やら別なとこでトラブル発生。

 トラブル内容:業務アプリが本番サーバーにアクセスできない

まともなテスト環境が無い為、FastServerを本番のサーバーにインストールしてたのだが、これが裏目にでたようだ。

本番サーバーにサーバー名でpingを打つと、見慣れない169.254.95.120のアドレスにアクセスしている。通常、IPアドレスは192.168.xxx.xxxを使っているのだが...
Winsを調べると、確かに169.254.95.120が登録されている。
とりあえず削除する。しかし、ちょっと経つと、また169.254.95.120が復活する。

なんじゃこれ?

FastBackの設定画面をのぞくと、以下の設定があった。

FastBackが引き金か?
NICは2枚さしていたのに、3つ目のネットワークインターフェースがあるのに気付く。
プロパティをみるとWinsのアドレスが登録されていた。
いつ登録したのか? 誰が登録した? 自分? FastBack?

即、FastBackのテストは中止して、アンインストール。
3つ目のネットワークインターフェースを無効にする。

回復!! 約15分 あせった~

3つ目のネットワークインターフェースについて調べてみると、IMM用のインターフェースでFastBackとは直接関係なさそう。しかし、FastBackに割り振られ、トラブルのきっかけを作った可能性は高いと思われる。

最初のFastBack Serverとクライアントが通信出来なかったのは、このIMMインターフェースへの割当が原因かも...

残念ながら、本番サーバーしかない環境では、もうこれ以上のテストは不可になってしまった。

「FastBack」のテストは当面お預けかな...

◆追加

複数のネットワークインターフェースがある場合、使用するインターフェースをFastBackが勝手に割り振るのではなく、どのインターフェースを選択するのかユーザーが選択出来るようにしてもらわないと、混乱のもとかも...

2011/08/27追記

IMMをさわってやろうとしたが、ID/passwordがわからない。どこにかいてあるのう。

IMMのデフォルトアカウントはUSERID/PASSW0RD(0は数字の0)

探すのに苦労してしまった。

書かれていたのは、「Integrated Management Module (IMM) 操作ガイド」11ページ目 最初のログインのところで書いておいてほしかった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です