ACCESSプロジェクト作成のメモ(4)

◆データ更新の一般規則
Access プロジェクトで Access がデータを更新する方法は、.mdb ファイルでデータを更新する方法とはさまざまな面で異なります。

Access プロジェクトのデータを更新する場合、次の規則が適用されます。

・更新するには、主キー制約、一意制約、またはこのテーブルで重複しないインデックスが必要
“・一対多結合はデータ更新可能ですが、結合の “”多”” サイドにある列のみが更新できる
 その際、UniqueTable プロパティを設定する必要がある”
・更新するにはビューに対する SELECT 権限、プロシージャに対する EXECUTE 権限、参照されるテーブルの UPDATE、INSERT、DELETE 権限が必要
・自己結合から取得されたデータは、更新できない

Access データベース (.mdb ファイル) と Access プロジェクトの両方で、データの更新には次の規則が適用されます。

・SQL ステートメントに GROUP BY 句、COMPUTE 句が含まれている場合、更新できない
・数式列は更新することはできない
・多対多結合は更新することはできない


◆更新可能なスナップショットについて
“一対多結合により作成された更新可能なスナップショットでは、UniqueTable プロパティで指定されたテーブルのデータのみ更新することができます。
UniqueTable プロパティには、結合されたテーブルに返される行セットの 1 行に対応するような結合のテーブルを指定します。”
“更新可能なスナップショットでは、保存が正常に行われた後にのみ、編集された行や、新たに挿入された行に最新の値を表示することができます。

◆レポートを作成し、使用する
“フォームと同様、Access プロジェクトのレポートは、Access (*.mdb) データベースと同じ動作をします。
ただし、レポートに表示されたデータのフィルタに使用可能な 2 種類(InputParameters プロパティと ServerFilters プロパティ)のレポート プロパティが追加されています。”

クライアント/サーバー レポート プロパティ

InputParameters
“InputParameters レポート プロパティの動作は InputParameters フォーム プロパティの動作と同じです。
このプロパティを使用してプロンプトを表示させ、結果セットをフィルタするための情報をユーザーに入力させることができます。
InputParameters レポート プロパティで使用される構文も InputParameters フォーム プロパティと同じです。

ServerFilter
“ServerFilter レポート プロパティの動作は ServerFilter フォーム プロパティの動作と同じです。
このプロパティを使って、データベース サーバーから取得し、Access プロジェクトのレポートに表示されるデータをフィルタすることができます。
ServerFilter プロパティの構文は、SQL ステートメントの WHERE 句で条件を指定するときに使用した構文と同じです。”

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です