Delphi ADO プログラミング

久々にSQL Serverをアクセスするプログラムを作成したところ、すっかりメソッドやプロパティを忘れてました。

よく使うメソッド、プロパティ、イベントをメモっておきます。

SQL Serverを使っている関係かもしれませんが、ほとんどDelphiではSQL文を書かないようにして、データの追加、修正、削除ともストアドを使っています。

SQL Serverには、マネージメントスタジオという非常に便利なツールがあるため、プログラムで表示したり、処理(追加、削除、修正)したい
内容はこのツールでテストして、ストアドとして登録してしまいます。

あとは、Delphiでストアドを実行するソースを書くだけ。

前もってストアドでテストしているため、応答時間や表示内容等の重要な部分はクリアしているので、結構スムースにプログラミングが仕上がります。

たまに、応答時間が悪くなったりしたときは、ストアドだけチューニングして、Delphiの修正は行わないで対応できたりして、結構このパターンが気に入っています。

で、よく使うメソッド等はストアド関係ばかりとなるわけです。

◆メソッド
ADOStoredProc1.Open; 		//結果を返すストアドを実行する。実行結果はデータセットとして参照可能。
ADOStoredProc1.ExecProc; 	//サーバのストアドを呼び出す。
ADOStoredProc1.Close; 		//データセットを閉じる
ADOStoredProc1.Parameters.Refresh; 	//パラメータを初期化する。
ADOStoredProc1.Edit; 		//現在のレコードを編集状態にする
ADOStoredProc1.Post; 		//変更されたレコードをデータベースまたは変更ログに書き込む

DBGrid1.SetFocus; 		//グリッドにフォーカスをセットする

◆プロパティ
ADOStoredProc1.ProcedureName :='q01注文金額合計'; 	//ストアド名を設定する
ADOStoredProc1.RecordCount 	//レコード数
ADOStoredProc1.RecNo 		//現在のレコードカウント
ADOStoredProc1['フィールド名'] //フィールドの値
ADOStoredProc1.Filter :='フィールド名=' + IntToStr(ADOStoredProc1['コード']); //フィルタの値
ADOStoredProc1.Filtered:=true; //フィルタを適用する
ADOStoredProc1.Parameters.ParamByName('@社員番号').Value := 1000; //パラメータのセット

DBGrid3.Columns[1].Visible:=false; //カラムを非表示にする

◆イベント
ADOStoredProc1AfterScroll 	//行移動後
DBGrid1DblClick 		//ダブルクリック

◆おまけ
showmessage('テスト'); 	//メッセージを表示する
application.Terminate; 	//プログラムを終了する

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