MS-ACCESSでSQL Serverのミラーリングに対応する方法

MS-ACCESSをミラーリングに対応できたので、その方法を載せております。

前提:SQL Serverはミラーリング構成になっている

方法:
1)SQL Server Native Clientのデータソースを作成する
・コントロールパネル→管理ツール→データソース(ODBC)→ファイルDSN タグを選択する
・追加ボタンをクリックする
・SQL Native Clienを選択する
・データソース名(例:mirror_test)を入力して「次へ」
・「完了」をクリック
・接続するSQL Serverサーバー名にプリンシパルサーバーのインスタンスを指定し「次へ」
・ログインIDの権限の確認方法に「統合Windows認証を使う」を指定し「次へ」
・既定のデータベースを指定する
・ミラーサーバーのインスタンスを指定する
・「次へ」「完了」
・「データソースのテスト」をクリック。 接続できればOK!!
・「OK」をクリック

2)ACCESS 2007 で上記で作成したデータソースを使用して、テーブルをリンクする
・外部データ→その他→ODBSデータベースを選択する
・「リンクテーブルを作成して~」を選択する
・ファイルデータソースタグで上記で作成したデータソースをを指定する
・リンクするテーブルを選択してOKをクリックする

3)テストしてみる
・ACCESSでリンクしたテーブルを開く
・SQL Server Management Studioで使用したデータベースをフェールオーバーさせる
データベースを選択し右クリック タスク→ミラー→フェールオーバーボタンをクリックする
・先ほど開いたテーブルにデータを入力してみる → エラー発生
テーブルを閉じて再度開いてみる → またもエラー
ACCESSを一度終了させ、再度テーブルを開く → OK

結果: ミラーリングに対応できたものの、フェールオーバーが発生すると、ACCESSで
エラーが発生してしまい、一度ACCESSを停止させる必要がある
エラー無しで、フェールオーバーできると助かるのだが...

◆2013/03/11追記

ご参考:アプリからサーバーを切り替える方法

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です